初心者のための、ヤンキースで学ぶMLB入門
はじめに
多くの伝説を生んできたニューヨーク・ヤンキース。その歴史とプレイは、初めてメジャーリーグベースボール(MLB)を見る上での理想的な入門となります。

27回のワールドシリーズ制覇など、抜群の歴史を誇っています。



大谷君のニュースは見てるし、ヤンキースに松井秀喜とかマー君とかがいたのとかは覚えてるんだけどねえ
それ以上はあんまりメジャーリーグってよく知らないなあ
ヤンキースの世界を通じて、MLBの雰囲気を少し味わってもらえたらと思います。
ヤンキースとは?
アメリカンリーグ、東地区に所属するMLB球団です。世界で最も価値の高いスポーツチームの上位常連でもあります。



ニューヨークヤンキースを知らない人でも、このロゴを知らない人はいないと思います。
https://www.e-begin.jp/article/38058/



これは知ってるよ〜



このロゴ、ティファニーが作ったらしいですよ。



あのティファニーが!?すごいねえ
MLBには、ヤンキースが所属するアメリカンリーグ(ア・リーグ)とナショナルリーグ(ナ・リーグ)があります。
さらに、それぞれ東部、中部、西部と地区ごとにリーグが分かれており、6つのリーグで30チームがシーズンを戦っています。



そうそう、MLBはチームが多すぎてハードル高いんだよねえ



そこで、ヤンキースが所属するア・リーグ東から見始めるのをおすすめしたいです。
ア・リーグ東地区 |
---|
ニューヨーク・ヤンキース |
ボストン・レッドソックス |
ボルティモア・オリオールズ |
タンパベイ・レイズ |
トロント・ブルージェイズ |



あれ、レッドソックスもここなんだねえ
https://www.forbes.com/teams/boston-red-sox/?sh=157b4e457d42



そうそう、なんと言ってもヤンキースとレッドソックスの超名門チームが双璧でア・リーグ東に所属しています。
年間を通して、この2チームのドラマがありますのでそれを追いかけてるだけでもMLBに詳しくなれますよ。



まずはここから入るのがわかりやすそうだね!
ヤンキースの歴史を知る
ヤンキースの歴史は、MLBの歴史そのものとも言えます。数々の名選手と伝説的な試合を生み出し、常にスポーツ界の最前線に立っています。
1. ベーブ・ルース
https://en.wikipedia.org/wiki/Babe_Ruth
言わずと知れたベーブ・ルース。彼のパワーヒッティングはMLBの歴史におけるターニングポイントとなり、その後のベースボールに大きな影響を与えました。



もちろん名前は知ってるけど、結局のところ何がすごいんだろう??



シンプルに、彼のホームラン記録がとんでもないんです。
彼がホームラン王を初めて獲った1918年前後の、アメリカンリーグのホームラン記録をみてみましょう。
年 | 本塁打王 | 本数 |
---|---|---|
1920 | ベーブ・ルース | 54 |
1919 | ベーブ・ルース | 29 |
1918 | ベーブ・ルース、ティリー・ウォーカー | 11 |
1917 | ウォーリー・ピップ | 9 |
1916 | ウォーリー・ピップ | 12 |
1915 | ブラッゴ・ロス | 7 |
1914 | フランク・ベイカー | 9 |



ベーブ・ルースが出てきてから数字がグンと上がっているね



そうなんです。
ホームラン王といえば10本前後だったんですが、それをいきなり50とか現在のラインまで押し上げてしまったんですよ。



今で言うと、いきなり200本とかホームラン打つような感じだね!?



そのレベル感ですね。
野球に「ホームラン」という魅力を強く残したベーブ・ルースは、最初のMLBの殿堂入り選手5人のうちの一人に選ばれました。
2. ルー・ゲーリッグ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B0
ベーブ・ルースと同時代を代表する存在であり、鉄人として知られるルー・ゲーリッグ。彼の連続試合出場記録は、今でも尊敬を集めています。



連続2,130試合出場は、その後56年間も破られなかったんです。



日本でいう、元阪神の金本みたいな感じかな!
彼は晩年、ALSという神経の難病となってしまいます。
ALSは後年、ルー・ゲーリック病の別名を持つようになりました。
戦前のヤンキースの伝説的選手として今も話題に上ることが多い選手で、ベーブ・ルースと共に歴代記録の上位にも多く名を連ねています。



日本で言うと、王と長嶋の関係に違いかもしれません。



ONみたいな関係か〜なるほど
最近のヤンキースの有名選手
デレク・ジーター
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC (L-R) speak onstage during TechCrunch Disrupt NY 2017 at Pier 36 on May 15, 2017 in New York City.
ヤンキースのショートで永らくチームを支えた名選手、デレク・ジーター。彼の多大なチームへの貢献が讃えられ、背番号『2』は永久欠番となっています。



1995年から2014年の引退まで、ずっとヤンキースでプレーし続けました。



ジーターも名前は知ってるよ!



2006年,2009年のWBCアメリカダ代表としてもプレーしていましたね。
ジーターといえばショートとして、守備の名手のイメージがあります。歴代の彼のプレーの中でも、いまだに語り種となるのがこちらのプレー。



ショートなのに、とんでもない場所に来て中継プレーしてるねえ



このカバーリングは普通に考えるとありえない動きですね…
ジーターならではの奇想天外ブレーです。
しかもこの試合はア・リーグ優勝決定シリーズという超重要試合でした。
アーロン・ジャッジ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B8
アーロン・ジャッジは現在のヤンキースの主軸を務めるホームランバッターです。2mを超える長身を駆使し、とんでもないパワーを生み出します。



2m超えって、もう野球選手じゃなくてプロレスラーじゃない?



MLBでもサイズの大きな選手として認識されています。
あの大谷翔平よりも大きいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/441caf6ac5c5779e08f65e1b376d88756a9113b4
↑右手前がアーロン・ジャッジ選手



大谷君より大きいんだねえ



打撃成績もとんでもなく、2022シーズンは62本のホームランを放ち、アメリカンリーグ最多本塁打記録を更新しました。



大谷君より打ってほしくはないけど…すごい選手だね!



今後、大谷選手との打撃成績の比較を含めて目を離せませんね。
ワールドシリーズとは



ところで、ニューヨーク・ヤンキースは、通算27度のワールドシリーズ制覇を成し遂げています。
直近では、2009年に優勝を成し遂げています。



松井秀喜がMVP獲ったってニュースありましたね!



それ以降、優勝から遠ざかってしまっていますね…
ただ資金も潤沢にあり、戦力が揃っていることは間違いないので注目していきましょう。



そもとも、ワールドシリーズってどういう仕組みなんだろう?
ワールドシリーズは、日本プロ野球でいうところの日本シリーズに相当します。
レギュラーシーズンが終わった後、ア・リーグ、ナ・リーグでそれぞれ地区ごとの優勝チームと勝率上位だったチーム(=ワイルドカード)のチームがトーナメントで戦い、リーグ優勝を決定します。
ア・リーグ、ナ・リーグのそれぞれの王者が全7戦、4戦先勝のルールでシーズンの最後の最後に激突するのです。
これらの過程はポストシーズンと呼ばれ、一年のMLBの中で最も盛り上がる期間となっています。



まずは、ポストシーズンだけを詳しくみてみるのもありかもしれません。



確かに、強いチームしか残ってきてないし、
観客の盛り上がりもすごいだろうから、見てて楽しそうだよねえ



ヤンキースも安定してポストシーズンには出場しているので、ヤンキースを中心に追いかけていると一番わかりやすいかもしれませんね。
MLBをどうやって観よう?
おすすめはU-NEXTの「SPOTV NOWパック」です。



U-NEXTの「SPOTV NOW」パックはお得でいいですよ。



今はU-NEXTについてるんだねえ。



MLBに加え、イングランド・プレミアリーグ(サッカー)も観ることができます。



そっちはそっちで、教えてもらいたいな!



また今度、情報をまとめてお伝えしますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ニューヨーク・ヤンキースは超名門チームで、MLBの中心として話題になることが今も多い球団です。ぜひ、ヤンキースを中心にMLBに興味を持っていただけたらと思います。
YouTube chの『医師・橋本さんのホビーガイド』や、友人の宮本さんとやっているPodcast『高学歴雑談』もよろしくお願いします。