【名曲】エリック・クラプトンの初心者おすすめアルバム3選と番外編数枚!【名盤】
ギターの神様、エリッククラプトン。彼は、Jeff BeckやJimmy Pageと共に3大ギタリストと言われるギターヒーローです。

ギターヒーローっていうとなんかハードル高いんよな…



シンガーソングライターしての能力にも非常に長けており、聴きやすい曲がたくさんあるんです。
ここでは、エリッククラプトンをこれから聞いてみようという方のためにおすすめのアルバムを3枚ご紹介していきます。
YouTubeで即興ギターの弾き方の解説をしています!もしよろしければそちらもcheckしてみてください!
おすすめアルバム3選
Derek and the Dominos – “Layla” (1971年)
主な内容
このアルバムは、ロック史上最も有名で感動的なラブソングの一つであるタイトルトラック「Layla」をはじめとする多岐にわたる素晴らしい楽曲で構成されています。
「Layla」自体はクラプトンの親友ジョージ・ハリスンの妻、パティ・ボイドへの禁断の恋情を歌った楽曲で、クラプトンの心の葛藤と情熱が感じられる作品です。特に、デュエイン・オールマンのスライドギターによるソロパートは名演とされています。
アルバムの評価
『Layla and Other Assorted Love Songs』は商業的には当初成功を収めることができませんでしたが、批評家からの評価は高く、後にロックの名盤として認識されるようになりました。現在でも多くのミュージシャンや音楽ファンから愛されている不朽の名作です。
このアルバムは、ロックだけでなくブルースやR&Bの影響も感じさせる作品で、エリック・クラプトンのギタリスト、シンガーソングライターとしての才能を最大限に発揮した記念碑的な作品と言えるでしょう。



ジャケットもとても有名です。
現在でもライブで演奏する定番曲に、このアルバムの曲が何曲もありますよ。



流石に、「いとしのレイラ」は聴いたことあったンゴ



定番曲ですね。原曲版ではDuane Allmanがスライドギターでソロを弾いていますが、ライブではEric Claptonがソロを弾いています。



また、原曲で演奏しているDuane Allmanの所属していたThe Allman Brothers Bandの元ドラマーであるプッチ・トラックスの甥っ子に当たるDerek Trucksというアーティストも要チェックです。彼もスライドギターの名手で、新3大ギタリストの一人に数えられています。



“3大”好きやな〜



Derek Trucksの奥さんの名義のバンドであるTedeschi Trucks Bandで、Laylaのカバーライブを公式に発表しています。Derek Trucksももちろん参加しており、最高の演奏を聴かせてくれています。



ジャケットもめちゃ似てるわ



要チェックです!
Eric Clapton – Slowhand (1977年)
主な内容
「Slowhand」は、エリック・クラプトンのキャリアの中で特に成功したアルバムの一つで、彼の代表作としてしばしば挙げられます。アルバムタイトルは、彼のスムーズで流れるようなギタープレイから付けられたクラプトンのニックネーム「Slowhand」に由来しています(諸説あり)。
このアルバムには、多くのヒット曲が収録されています:
- 「Cocaine」(J.J. Cale作)
- 「Wonderful Tonight」
- 「Lay Down Sally」
評価
「Slowhand」は、批評家と聴衆の双方から高く評価され、クラプトンの商業的な成功に大いに貢献しました。”Wonderful Tonight”は特にロマンティックなバラードとして人気があります。”Cocaine”もクラプトンのライブでの定番曲となり、彼のギターのワウペダルを踏みながらのソロはライブ全体の聴きどころの一つとなっています。



Wonderful Tonightも、ジョージハリスンから奪った妻のことを歌った曲ですね。
パーティーに行く前に、着替えるのが遅い妻にイライラして曲を作ったらしいです。



やばい曲で草



ライブでの、Cメロの後のギターソロが聴きどころです。
短いですが、Eric Claptonの歌心が堪能できますよ!



橋本がYouTubeで、Wonderful Tonightのギターソロのアドリブでの弾き方を語っている動画がありますので、是非チェックしてみてください。



語ってて草
Eric Clapton – Unplugged (1992年)
主な内容
「Unplugged」は、エリック・クラプトンがMTVのアンプラグド・セッションで録音したライブ・アルバムです。この企画は、アーティストがエレクトリックな装置を一切使わずにパフォーマンスするもので、クラプトンはこの形式を完璧に活用しました。
アルバムには、彼のキャリアの中でのヒット曲のアコースティックバージョンが収録されています:
- 「Layla」(Acoustic version)
- 「Tears in Heaven」
- 「Nobody Knows You When You’re Down and Out」
評価
「Unplugged」は、クラプトンのキャリアの中で最も成功したアルバムの一つで、商業的な大ヒットとなりました。特に「Tears in Heaven」は、クラプトンの失くした息子への追悼の歌として心に響くものがありました。
このアルバムは、1993年のグラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーを含む6部門を受賞しました。クラプトンのアコースティックギターのプレイは特に称賛され、多くのギタリストに影響を与えました。



正直、クラプトンのアルバムの中ではやや変わり種です。
MTVの企画モノですのでちょっと違和感あるかもしれません。



ここで取り上げてええんか?



ただし、大成功を収めたアルバムであることは間違い無いです。
また、これ以降のクラプトンのライブでは確実にアコースティックセットで、この「Unplugged」のバージョンの曲を聴かせる時間が作られるようになりました。クラプトンの大きな部分を占めるようになったという点で、外せないですね。



それはそれで納得感あるか



おすすめ曲は、ここでは2曲めの”Before You Accuse Me”を推させていただきます。
古いブルースをクラプトンがカバーしたものです。ごく基本的なEのブルースで、ブルースの良さを堪能することができます。
橋本もYouTubeでギターの部分だけ少しカバーしています!



エレキギターのバージョンも有名です。
どちらかはライブでも演奏することが多いですね。
いずれにせよ、ブルースの入門曲として最適だと思います。



色々バージョンが多いのね…
おすすめアルバム(番外編)



ここからは、ぜひ聴いてもらいたいのですが上記3枚に加えられなかったアルバムをご紹介します。
企画によるものや、ライブ版などです。



ライブの方が聴きやすかったりしそうや
Eric Clapton – Happy Xmas (2018年)
エリッククラプトン初のクリスマスアルバムです。定番曲からオリジナルまでmixされています。



1曲めの”White Christmas”はブルースっぽくなっていながら、クラプトン節の聴きやすさもあり、しっかりと原曲を昇華させています。おすすめです。



こういうパターンもあるのか
Eric Clapton – Live in San Diego (2016年)
リリースされたのは2016年ですが、2007年のサンディエゴでのライブを収録したものです。



バンドのメンバーも豪華で、ドラムがJohn Mayer Trioでも有名なスティーヴ・ジョーダンで、ベースがDonny Hathawayの“Live”に19歳で参加していたウィリー・ウィークスです!
そしてなんといっても、サポートギタリストにDerek Trucksが参加しています。



熱があるな



かなりファンキーなリズム隊で、要チェックのアルバムですね。
おすすめは3曲めの”Got to Get Better in a Little While”ですね。
途中に入るクラプトンのソロがとんでもないかっこよさですし、バンドのリズム隊もバッチリハマっています。
Eric Clapton – One More Car, One More Rider (2002年)
こちらは2001年のライブを収録したライブアルバムです。



円熟のクラプトンを味わえます。こちらもバンドメンバーはめちゃくちゃ豪華なんですが、特にドラムのスティーヴ・ガットやベースのネイザン・イーストは業界トップですね。先ほどのLive in San Diegoに負けていません。



おすすめ曲とかあるンゴ?



初めてであれば、まずはなんといっても”Change The World”のライブバージョンを聴いてみてください。



有名曲よな



Unplugged路線の、さらに進化したクラプトンを味わうことができます。
Eric Claptonの映画を観るならU-NEXTがおすすめ



エリッククラプトンのドキュメンタリー番組をU-NEXTで観ることができます。一度、こういった番組をみるとかなりアーティストへの思い入れが強くなって、作品も頭にスッと入ってきますよね。おすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。クラプトンの名盤おすすめ3選、番外編で3選をご紹介させていただきました。
ロックにしろブルースにしろ、クラプトンから聴きはじめれば間違いないと思います。
是非、これをきっかけに音楽をもっと好きになってもらえればと思います。
YouTube chの『橋本さんのギターガイド』や、友人の宮本さんとやっているPodcast『高学歴雑談』もよろしくお願いします。