初心者におすすめのJohn Mayerの名盤4選 & おすすめ曲!
はじめに
卓越したギターテクニックと、ブルースからポップまで幅広い音楽性で知られるアーティスト、John Mayer。彼の音楽は、多くのリスナーを魅了してきました。

新3大ギタリストと言われるほど、ギターも上手いです。



3大ギタリストとか言われてもピンとこんのよな…



普段ロックを聴いていないと無理もありません。
まず、「ギタリスト」という枠で音楽を聴いたことがなければ、ジョンメイヤーから聞いてみるのをおすすめします。
彼の音楽は、いわゆるギターを聴かせまくる曲から、シンガーソングライターとしてのポップなセンスに溢れている曲まで、非常に幅が広いからです。
この記事では初心者でも楽しめるJohn Mayerの名盤4選をご紹介します。
John Mayerを聴くならここから!名盤4選 & おすすめ曲
Continuum (2006)
彼のキャリアを代表するアルバム。”Gravity”や”Waiting on the World to Change”など、多くのヒット曲を収録。



いきなり、大本命です。
彼のキャリアの中でも、1番ギターがフォーカスされた作品かもしれません。



でた。
あんまりギターがピロピロなってる曲はそこまでピンとこんのよな…



John Mayerは速弾き系のギタリストではなく、その場にあった良い感じのギターを弾いてくれるアーティストです。特に、このアルバムでは彼の根底にあるブルースのフィーリングを存分に味わうことができます。



なんか落ち着いた感じの曲が多かったわ、確かに
まさに「捨て曲なし!」の本アルバムですが、特記すべきおすすめは、ラストに収録されている I’m Gonna Find Another You です。ブルースの王様であるBB Kingを思わせるようなJazzyなブルースフィーリングに富んだ、歌心あふれる曲です。ライブでもフルアコースティックギターの音の良さを存分に生かした演奏を披露しています。
モテ男の演奏、という感じですね。
Room for Squares (2001)
デビューアルバムで、”No Such Thing”や”Your Body Is a Wonderland”といったヒット曲で知られています。



アルバム全体を通して、ギターヒーロー感は薄いです。
デビュー当初は、かなりシンガーソングライター的なポジション感が強かったんです。



徐々にギタリスト的評価が出てきた、と…
おすすめ曲は、アコースティックギターがメインで活躍する軽快なポップスであるWhy Georgiaです。ライブでも定番の曲で、この頃のジョンメイヤーの魅力が詰まった曲ですね。
またもう一曲、このアルバムに収録されているNeonですが、ライブではアコースティックギター1本でやることが多いです。全然違うバージョンですが、ギター1本にも関わらずバンドそ遜色ないリズム・グルーヴの情報量があり、全く違う曲に昇華しています。必聴です。
Born and Raised (2012)
カントリーやフォークの要素が色濃く反映された作品。彼の音楽性の幅広さを感じさせます。
おすすめは、1曲目のQueen of Californiaです。アコースティックギターのカントリーミュージックを意識した印象的なリフを活かしたミディアムテンポのポップな良曲となっています。



この曲は、ライブだとJohn Mayerはまずメインの部分についてはアコースティックギターで演奏した後、アウトロの部分についてエレキギターに持ち替えて演奏しています。



曲の途中でギターを持ち替えてるってことか



そのため、原曲版だと4分ちょっとの長さですが、ライブでは8分を超える長尺となることが多いです。



長すぎて草
The Search for Everything (2017)
ポップ、ロック、ブルース、カントリーなど、彼の多彩な音楽性が詰まったアルバム。
おすすめは1曲目のStill Feel Like Your Manです。



彼女と別れたばかりの、未練がある男の心境を歌った曲ですね。
「君のシャンプーをまだ僕のシャワーにとっておいてるよ」などと歌っています。



スカしてんな〜



桑田佳祐もラジオで、「意外と女々しいぞ!ジョンメイヤー!笑」とツッコんでいました!



草生える
現代的なポップスで、そこに有機的に絡んでくるJohn Mayerのギターがたまりません。超大物アーティストの二人、ドラマーのスティーヴ・ジョーダンとベーシストのピノ・バラディーノの織りなすタイトなリズムが曲の緊張感をいい具合に高めてくれています。
ところで、これまでもジョンと共演、制作を行ってきたこの2人。
John Mayer Trioでは、この3人で最高のグルーヴを聴かせてくれていました。特に、Jimi Hendrixのカバー曲であるWait Until Tomorrowはベストパフォーマンスの一つで、必聴・必見です。
まとめ
今回ご紹介したジョンメイヤーのアルバムは以下の通りです。
- Continuum (2006)
- Room for Squares (2001)
- Born and Raised (2012)
- The Search for Everything (2017)
ぜひ聴いてみて、素晴らしいブルースギターとポップスの融合を味わってみましょう!
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