初心者におすすめのRadioheadの名盤4選!
はじめに
オルタナティブロックを代表するバンド、Radiohead。その深い歌詞と独特の音楽性が詰まったアルバムは、いつ聴いても新鮮さを感じさせます。

UKを代表するバンドの一つですね。
一通り聴くと、お気に入りのアルバムが一つは見つかるのではないでしょうか。



なんか周りで聴いてる人はいたけど、全然自分では聴いたことなかったンゴね…
どのアルバムから聴いて良いのか迷ってしまうかもしれません。この記事では初心者でも楽しめるRadioheadの名盤4選をご紹介します。
1. OK Computer (1997)
Radioheadの3rdアルバムで、彼らの音楽性が一段と深化し広がった作品。エレクトロニクスを取り入れた楽曲が多く収録され、評論家から高い評価を受けています。



OK Computerは、ロックというジャンルで見ても非常に評価の高いアルバムです。Paranoid AndroidやLet Down、Karma Policeなどのキャリアを代表する曲が多く収録されています。



OKNOTOKって書いてあるけど、これって元々のバージョンなんか?



いいえ、これは2017年に発表された新しいバージョンです。
追加でMan of War、LiftとLullという、この時期の未発表曲が収録されています。
ただ、今から新たに聴く場合にはこちらのバージョンがおすすめですね。音もいいですし、新規収録された曲も名曲揃いです。



OKなのかOKじゃないのか、ふざけたタイトルやな



本アルバムの収録作品の中で、橋本的なおすすめ曲はParanoid Androidです。曲の展開がドラマチックで、普通の曲であれば3曲分くらいの情報量があります。にもかかわらず、自然な流れとして消化して美しいメロディに昇華させています。代表曲の一つです。



アニメのPVもシュールで面白いです。



思ったよりイカれたPVで草



ライブバージョンだと普通にかっこいいですよ。



セットの後ろの方の絵とか文字とかなんか怪しげな雰囲気はあるが…
2. Kid A (2000)
更に電子音楽的な要素を増したアルバムで、アンビエント音楽やジャズ、クラシック音楽の影響を感じさせます。彼らの実験的な一面が詰まった作品です。



独自の世界観がより強まっていますね。
橋本のおすすめ曲は1曲目のEverything In Its Right Placeです。



ライブバージョンを見ると、入りやすいかもしれません。
上の動画は、ボーカルのThom YorkeがエレクトリックピアノでEverything in Its Right Placeを演奏しているものです。
陰鬱な、Radiohead特有の雰囲気が見事に再現されています。



イギリスの天気みたいな感じではある



まさにUK、という感じの雰囲気ですね。
アルバムを通して聴くのもおすすめですね。



アルバム通して聴くのはなんかとっつきづらそうなんよな



アルバム全体の雰囲気が素晴らしい、という感覚で聴くといいと思います。
2曲目のタイトル曲でもあるKid AはJohn Mayerにもカバーされています。こちらも要チェックですが、YouTubeではofficial音源がなくリンクが貼れませんので、チェックしてみてください。



世知辛い…
3. In Rainbows (2007)
バンドの音楽性が成熟し、より繊細でメロディアスな楽曲が揃った作品。ネットでの自由価格販売が話題となりました。



自由価格で販売ってやばすぎて草
自分で値段つけるってこと?



そうなんです。価格は0〜∞円で、実際にどのような値段で売れたかも公表されていました。外部企業の調査による予測では、6割程度の人は無料でダウンロードしたみたいですね。



今でこそストリーミング全盛やけど、ちょっと時代の先を行ってた感はあるな



アルバムの中では、9曲目のJigsaw Falling Into Placeがおすすめです。



またなんか厨二病感があるタイトルやな…



それ込みで楽しむバンドですよ。
この曲のPVでは、メンバーが演奏している動画が採用されたことが話題になりました。



演奏してて話題ってなんや
普通やろ



メンバーが全然PVに普段出てこないんです。



隠れとるわけやな…
4. The Bends (1995)
2ndアルバムで、ギター主体のサウンドが特徴。”High and Dry”や”Fake Plastic Trees”といったヒット曲が収録されています。



一番、普通のロックとして聴きやすいアルバムですね。
橋本的には最もお気に入りのアルバムです。
キャッチーな曲が多いですが、おすすめ曲は3曲目のHigh and Dryです。Radioheadらしいアコースティックギターと、ジョニーグリーンウッドの美しいギターとトムヨークのファルセットが素晴らしいです。



聴きやすいアルバム、ええね



High and Dryは、Jazzのアーティストであるジェイミーカラムにもカバーされています。こちらもかっこいいですね。



ピアノでやっとるんやな



ピアノカバー、ハマってますね
まとめ
今日ご紹介した作品は次のとおりです。
- OK Computer (1997)
- Kid A (2000)
- In Rainbows (2007)
- The Bends (1995)
いかがでしたか?Radioheadの独特な世界観は最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、1度聴きはじめると病みつきになるかもしれません。
是非、今日ご紹介した作品をチェックして、彼らの世界を味わってみましょう。
YouTube chの『医師・橋本さんのホビーガイド』や、友人の宮本さんとやっているPodcast『高学歴雑談』もよろしくお願いします。